秋嫌い

 高井戸で稽古。しのちゃんと丸ちゃんのシーンが中心。
 稽古場の空調が効かず、やけに蒸し暑い稽古となった。
 しかし一歩外に出るとそこは秋まみれの世界。人も車も電車も猫も、秋まみれになってうごめいている。

 そういえば秋分の日はもうすぐだ。
 この日記で秋が嫌いということを何度か書いたが、賛同の意見は今のところ一つも得られていない。
 しかし、理屈から遠く離れて言わせてもらえば、冬は春が嫌いで、春は夏が嫌いで、夏は秋が嫌いで、秋は冬が嫌いなのだ。
 秋嫌いと言う共通点を持つゆえに、俺は冬が好きだ。

 しのちゃんと丸ちゃんのシーンはふわふわしている。それしか言い方が思い浮かばない。
 本当ならふわふわしたまま、雲をつかむように幕を下ろせばいいのだろうが、そういう話じゃないから物悲しい気分になる。いつかは終わるみたいな。
 いってみればぬるま湯の心地良さだ。いつかは水になってしまうみたいな。

 水と油の関係は蒸し焼きの関係だが、水とお湯の関係はぬるま湯の関係だ。そして必ず冷える。
 しかし、なぜこんな世迷言を書いてるんだろう? 今日は何だか頭が変だ。

 衣装の森さんがゴールデン達の下を持ってきた。一緒に帰る時、「ちゃんと寝てください」と叱られてしまった。
 健ちゃんにも「ちゃんと寝ろ、と言われた」
 そういうわけで健一はちゃんと寝ます。
 9月21日に対して「このくらいにしといてやるぜ」と捨て台詞です。
 しかし、明日の朝四時半に起きるという裏技を使うやも知れず、予断を許しません。