「心臓に貫かれて」読む

 昨日はHPの更新に夜中の3時までかかった。
 おかげで眠い朝。いつのまにか街には落ち葉が舞っている。
 きっと今ごろ、青山の絵画館あたりの銀杏並木は、凄いことになっているだろうな。

 「そういえば」といった感じで朝は寒くなっており、上着なしでは生きていけない身の上になった人々が急に増えたようだ。
 俺もそのうちの一人。
 瞑想気分で仕事に出かけ、瞑想気分で仕事をこなし、瞑想気分で帰宅した。

 何の変哲もない平日。こういう日に慣れてないので、バランスをとるかのように頭の中は奇妙な出来事だらけになる。
 すっと、スナックとか飲み屋の名前について考えていた。
 そのうち頭の中に狭い通りが出来た。色んな店の名前の看板が道端に出ている。奥に行くほど名前が怪しげ。

 手前には「のほほん」という文字が見える。奥に向かって順番に、「ベンジャミン」「公開処刑」「飲み侍」などの文字。
 奥のほうは暗くて良く見えない。
 きっとこの小道は、俺の「無意識」に繋がっているのだろう。

 しかし白昼にそんな妄想を抱かなくてもよかったなと思う。
 「場所をわきまえる」ことは万国共通だし。

 「心臓を貫かれて」を読んでいる。訳、村上春樹。
 読んでいくうちに、ちょっと前まで読んでいた「ねじまき鳥クロニクル」と通ずる点が多いことに、否が応にも気がついた。
 どうやら 「ねじまき鳥クロニクル 第3部」 の執筆中、息抜きのように翻訳していたらしい。
 まだ読み終わってないけど、ハードな本だ。

 夜、人名辞典を少し作る。的確な言葉が思い浮かばず苦労する。