稽古のない日に稽古を思う

 仕事が一番少ない時期なので、一日が長い。実に実に長い。
 長い一日を送ると、自分が発酵していくみたいだ。
 しかも悪い方向に。
 たとえば長く放置していた日本酒とか。

 こうなると水曜日の稽古が待ち遠しい。体を動かす事は理屈抜きにステキなことだ。なんだかオリビア・ニュートン・ジョンみたいな発言だが、梅雨もどきの日々と仕事のない状態では、オリビア万歳だ。

 ただ、中野周辺の住宅地は道に迷いやすいので、体を暖める為に走り込むには要注意だ。
 特に夜。下手をすると弥生町から中野通りを経て、青梅街道に出てしまうかもしれない。
 さらに、ふらふらと荻窪あたりまで走ってしまうかもしれない。
 多分荻窪まで走ったら腹も減るだろうから、ラーメンの一杯も食ってしまうかもしれない。
 すっかり満足して、そのままJRに乗って小金井に帰り、ドラクエの続きをしてしまうかもしれない。

 きっとその頃健ちゃんは、「塚ちゃん遅いなあ」とかほざいているのだ。