食いテンションの高まり

 市民税を払わないと差し押さえをくってしまうということが判明し、朝っぱらから領収証の整理をした。
 ホントはとっくに申告してなければいけなかったのだが。

 とにかく、またまた出費かよと落ち込みながら稽古場へ行く。2時。
 平光君、山口さん、そして俺。
 昨日も平光君と山口さんはいたな。オギノ式も来たけど。

 どうも、11月中は他の参加者の参加状況が良くないみたいだ。
 この隙に台詞など増やしていただけるとありがたいんですがね、松本さん。

 エチュードの最中に食い物の話をしたら、腹が減って腹が減って頭に来た。
 休憩時間にラーメンを食ってやろうと思ったが、どこにもなかった。
 しかたねえからコンビニで肉まんとカレーパンとメンチカツバーガーを買った。

 ところが、メンチカツのつもりが間違えてソフトチョコレートパンというものを買ってしまっていた。
 食ってから気がついた。
 頭に来た。チョコレートだと? ふざけやがって。
 いっそパンを神田川に投げ捨ててやろうかと思ったが、環境保全上好ましくないと思われたのでやめ、我慢して食ってやった。

 大体、チョコレートなど夕ご飯時は出る幕じゃない。
 3時に出て来い。
 まあ、買った俺も悪いのだけど。

 稽古が終わってからも食った気がしなくて、実家の西葛西に帰ってから、ラーメン屋を探し回った。
 しかし、考えてみれば夕ご飯として肉まん2つにカレーパンにソフトチョコレートパンを食っているのだ。
 結構な量と言える。
 なのに、なぜこの期に及んでラーメンなど?

 稽古中にも話したのだが、俺は3ヶ月に1回くらい、ただ単に自分のテンションを上げるだけのために大食いをするのだ。
 まるで戦いのようにだ。
 残すことが敗北で、食いきることが勝利なのだ。
 だから今夜の俺は、戦いを欲していたのかもしれない。

 結局ラーメン屋は見つからず、すごすごと実家に帰る。

 まあ、別に腹減ってたわけじゃないんだけど、なんだか女にフラれたみたいな気分だ。
 明日があるさ。明日がね。