加藤の乱

 昨日は加藤派の欠席により、それまでの森内閣の是非を巡る侃侃諤諤の騒ぎが茶番に終わってしまった。(らしい)
 朝日新聞だったか、いといせいこう氏が、インターネットの普及による直接民主制の事を書いてた。(と思う)
 韓国から始まった落選運動も、インターネットから始まったわけだ。(たぶん)
 しかし、遠い未来のことだろうな。(おそらく)

 己の発言に逃げ道を作るようなレトリックが発達した日本において、黒を黒と言い切る政治制度の導入は難しいのではなかろうか。
 俺だってさっきから、( )の中に逃げ道を見出してるわけだし。
 もし、首相投票の権利が突然目の前に現れたら、動転してしまうに違いない。

 もしそうなれば当然、大衆に政治のことをわかりやすく語れる政治家が人気を得るだろう。
 しかし、既にわかりにくい社会になってしまった日本で、わかりやすい政治は存在し得るのだろうか?

 選挙で投票するときに何を考えるのかは人それぞれなんだろうが、自分の生活とはかかわりのない高邁な理念を掲げる政治家は、どうしてもアピール力に欠けたりするわな。
 国際社会における日本の問題より、地下鉄のラッシュ解消の方が切実だしな。

 プロレスの話になるが、十年ほど前UWF大ブームの時、今ほど間接技主体の試合は一般化してなかったから、試合が膠着状態に陥ることがままあった。
 本当は「つまんねえな」と言いたいんだけど、ブームの力で「面白い」と感じたりした。
 でもそのうちに楽しみ方がわかってきて、楽しめるようになった。
 政治も同じだと面白いんだが。
 面白くなる要素はいっぱいあるはずなのにな。

 わかった、スポーツマンシップがないんだ。
 あと、わかりやすいルールだ。
 ルールが決まっていれば、反則した者を退場させられるし。

 とにかく加藤さんは記録的なスピードで男を下げた。あららららら、といった感じだ。
 かわいそうに。多分、男を上げる最後のチャンスだったのに。
 こうなったら引退してプロレスラーになるしかないな。