役者不足?

 健ちゃんからメールが来た。稽古参加者の少なさを憂えていた。
 難しいところだな。皆で「劇団作ろうよ」と言って作った劇団なら、稽古に来ない人間は吊るし上げを食らうことになるが、今回のようなパターンでは、

  「11月は稽古参加できないんですけど、それでもいいんですか」
  「それでもいいから出て」

 等のやり取りがあったりする。

 俺も両方の立場で覚えがある。
 出てくれるだけでありがたいというのが現状なのだ。

 役者不足は深刻になりつつある。

 もしかして、役者は絶滅してしまうんじゃないだろうか?
 自然保護団体は立ち上がってくれるだろうか?

 メジャーへの道のりが極めて曖昧というのも問題がある。ライセンスがあるわけじゃないし。
 だから、芝居への見返りの無い愛情が強くないと、芝居を始めて3?4年くらいでへこたれることになる。

 「芝居やってるんだ。へえ。夢があっていいな」
 と、よく言われるが、夢のニュアンスが説明しにくいのだ。

 さて、明日は勤労感謝の日ということで、今日は仕事が忙しかった。
 最近働いていて、なんだか廃線が予定されているローカル線の駅長になったような気分だったが、珍しく忙しかった。

 夜、望月と会う。7月公演の予定や、その他色々話す。
 なぜか望月は来年7月の公演について不安がっており、
 「大丈夫ですかね」
 としきりに口にした。俺は、
 「大丈夫だよ。任せておけって」
 と、英雄みたいに振る舞うが、望月が落ち着いたとたんまるで流行遅れのように不安がうつってしまった。

 不安を抱えながら12時帰宅。なんとまたもや電気が止められていた。急いでコンビニで振り込み、暗闇の中で電気屋を待つうちに眠ってしまった。