禁煙をしつつ稽古

 昼の12時に家を出て、練馬春日町の稽古場に向かうが、遠かった。1時間以上かかった。頭に来た。
 しかし稽古場には誰もおらず、健ちゃんやめぐみ君に電話しても留守電だった。
 今週は「待ち人来らず」が多いなあと思っていたら図書室から「今電話くれました?」とめぐみ君がひよこ顔をのぞかせた。
 みんな他の芝居に出ていたりして、今回の芝居の稽古参加が遅れている。そんな中で彼女と俺だけは毎回稽古に参加している。

 健ちゃんは依然として現われず、待っている間にホームページのことを色々話した。
 2時ごろ健ちゃんと平光君到着。3時まで体を動かす時間をもらった。
 禁煙するつもりなんか全くなかったのに、「禁煙セラピー」を読んだせいで昨日からタバコが吸えなくなっている。その為に体がいつもよりも軽かった。
 タバコが吸えないと書いたが、正確に言うと「吸うのを忘れている」感じ。
 このままやめてしまったらどうなるんだ?

 めぐみ君のシーンを繰り返す。平光君と俺が、かわるがわる相手になる。こう書くといやらしいのはなぜだ?
 みつ夫(平光)は夕方にバイトの為帰ってしまい、いよいよ3人だけの稽古になってしまった。

 夕ご飯の後、台本の稽古とエチュードをする。恋愛観みたいなエチュードをしている最中に突然健ちゃんが、「あ、ここ、9時までだ!」と叫んだ。
 ずっこけるような形のエンディングだ。

 あわただしく荷物をまとめ外に出るとそこは、もはや秋ではなくなった練馬区だった。
 ほっとした。
 練馬区ではなくなった世田谷区だったりしたら困るぜ。

 10時半に小金井に帰る。シャワーを浴び、ビールを飲む。しかし一向にタバコが吸えない。吸う気がしない。
 まあいい。別に禁煙を始めたつもりはさらさらないのだ。このまま放っておけばいつかまた吸い始めるだろう。とりあえずは本能のおもむくまま生きていこうと思う。
 1時半に寝る。