禁煙とドラッグ考

 おととい、劇場の楽屋で1本吸ってから、煙草なしで二晩経過した。
 当たり前のことかもしれないが、目覚めがいい。
 今朝など、6時に目が覚めた。早すぎたので無理矢理二度寝をしたくらいだ。

 武蔵小金井駅で偶然、照明の森君と会う。いつも回転OZORAの照明をやっているのっぽ君だ。
 「今日は大川興業の仕込みなんですよ。大変ですよ」と言ってた。
 彼の家は崖の下にある。隣には果樹園があり、キウイが食い放題だという。毎朝自転車で崖の下から這い上がり、仕事が終わるとコンビニで買い物をし、再び崖の下に転がり落ちていくのである。
 煙草のことを言おうかどうか迷ったが、言わないことにした。別に理由はない。

 仕事中、何だかふわふわした変な心地だった。

 昼、銀行に行く。丸井の引き落しがあるのだ。
 しかし、さくら銀行はものすごく混雑しており、ATMにたどり着くまでに15分を要した。
 隣の三菱銀行も同じくらい混んでいた。

 煙草のことを考えていて気づかなかったが、昨日動き回ったせいで体のあちこちが痛い。筋肉痛や肩凝り、その他色々といった感じ。

 アメリカのニューメキシコ州知事は、健康オタクだそうだ。トライアスロンにも出るらしい。そして、マリファナ合法化論者でもあるらしい。取り締まりに1兆ドルをかけても効果がないのならば、いっそのこと合法化しろという論理らしいが、ある意味では禁止されている状態よりはいいかも。マリファナの質が向上し、販売ルートに秩序が出来るかもしれない。ヘロインやコカインの有害性は立証済みだが、マリファナの有害性はヒステリックな魔女狩りレベルにあるからな。実現したら面白いかもしれないな。

 別に俺はドラッグに特別な興味を持っているわけではないが、色々実験したことはある。
 強烈だったのはナツメグをオブラートに包んで飲んでみた時だ。
 瓶の3分の1くらいの量だったが、昼間からラリってしまった。
 郵便局に出かける用事があり、自転車をこいでいたのだが、何しろ頭はぼんやりしていて舌は回らない状態だから、危ないことこの上なかった。
 どうやらナツメグに含まれる成分が吸収される時、ドラッグ成分に変わるらしいのだな。

 ラリった話は実は色んな人から聞く。シナモンをばりばり齧ってラリった話とか、眠気覚まし用のアンプルをウイスキーで飲み下し、死線をさ迷った話とか。
 笑えるのあり、ヤバイのあり、色々だ。
 一番笑ったのは、ある大食いの男の話。腹を空かせた状態でいきなりどんぶり飯を食ったら、血液が胃袋に集中して気絶してしまったらしい。