至福のゴダード

 至福至福。
 ロバート・ゴダードの本は「物語べったべた」なので、ある程度読み進まないと展開がわからないのだ。
 今回もそんな感じ。
 だが、ファンにとってはその「かゆいところまであと1センチ」状態が、とてもみだらに心地よい。

 ゴダードの本でどれが一番良かったかというと、判断に悩む。
 何冊も読んでいくと、自ずと作者のパターンが見えてくるので、やはり一番最初に読んだ「千尋の闇」が、感動指数の高さで一番だろうか。
 基本的にゴダードの本に出てくる主役系の男は、みんな人間的に弱いので、そこのあたりを好きになるかならないかがポイントだと思う。
 あと、出てくる女は、描写的には全然エロくないのだけど、読むに従って体温を感じてくるような、「温湿布系」が多い。
 今回も早速出てきた温湿布。
 すぐ死んじゃったけど。

 最近、赤川次郎を再評価しようと言う動きがあるらしい。
 高校の時以来読んでいないから、ここ数年どのような創作活動をしてきたかはわからないのだが、あれだけ作品数が多くなれば、「素振りを10万回やったバッター」みたいな境地に達することもあるだろう。
 ちょっと読んでみたい気がする。

 3歩進んで2歩下がるように暖かくなってきた。
 「三寒四温」という便利な言葉もある。
 「五臓六腑」はこの場合的確ではない。

 「七転八倒」
 「九死一生」
 「一石二鳥」 
 「二束三文」
 「二死満塁」

 こういうことをしてると、井上ひさしになった気分になる。

 さて、これから漠の卒公を見に行くのだ。
 追い出しコンパがあるので、とりあえず日記はここまでにしておく。
 明日、追加する予定である。