体調不良と朝型宣言

 最近体調がよくないのはなぜだろうか?
 運動は定期的にしているし、油ものもそんなに食ってはいない。
 野菜なんか共に心中したいくらい大好きだし、ストレスもそれほどないはず。
 酒だってこのごろは減らしている。
 だのに、なぜ?

 俺が生まれた年は、公害元年なのだと母は言う。
 「あの年、急にそういうことが問題になったわけよ。で、何はなくとも健康が一番というわけで、あんたの名前が決まったの」
 そして俺は、健一という名前になった。
 同い年に結構多いらしい。

 自分では意識していなかったが、思い返すと、昔から健康に関する情報には敏感だった。
 気功法まで鍛錬した。
 しかし、健康道における基本中の基本である、「規則正しい生活」ができていないものだから、あらゆる健康法が焼け石に水状態である。

 今朝、マラソンするつもりで朝の6時に起きた。
 布団から出て、立ち上がった瞬間、立ちくらみがした。
 身体も異常に重かった。
 これで走っては、かえって体調を崩すと思い、結局走らなかった。

 重大なる転換点にさしかかっているのだ。
 夜型を続けるか、朝型にシフトするか。
 気功法には、さまざまな呼吸法が紹介されているのだが、それをする時間帯に注意が必要らしい。
 朝一番は、空気がもっとも澄んでいるので、よし。
 昼は、大気が濁っているから、ダメ。
 夜は、なんと、低級霊に憑依されるから、ダメ。

 確かに、夜は様々なことに思いを巡らすことができる時間帯だ。
 ゆえに、台本を書くには適している。
 しかし、空想が妄想に変わり、妄想に邪念が入り込むことが多いのも、また、夜だ。
 スパイスとしての邪念はむしろ、台本へのアクセントになるが、それがメインになるとまずい。
 今のところそこまではいってないが、たまに、個人的妄想地獄に巻き込まれ、鏡の中の自分をみてぎょっとすることがある。

 決めた。
 朝型になろう。
 健康になろう。
 そして、生命線をのばして、手相をもう一度見てもらおう。

 さて、夕方。
 望月と共に細田君の部屋を訪れ、チラシの最終稿をチェックする。
 細かい修正を加え、データをMOに落としてもらう段階になってから、望月が実家に電話した。
 彼の父親は印刷業を営んでいるのだ。
 望月自身、データ入校についてよくわからなかったらしいので、父君と細田君で直に確認をしてもらおうとしたわけだ。

 細田君は望月からPHSを受け取り、イラストレーターを使ったことや、dpiはどれくらいかなどを話していた。
 望月は横でそれを聞きながら、驚愕した様子でつぶやいた。
 「すげえ、親父、この説明わかるんだ」
 どうやら、「父の背中急速拡大?府中編」だったらしい。

 京王線で新宿まで望月と帰る。
 天ぷらの話をする。
 中野で、うまい天ぷらそばを食ったとのこと。
 話を聞きながら、ふと、神保町の「いもや」を思い出す。
 もう6年くらい行ってないが、まだ営業しているのだろうか?

 10時半に実家。
 なぜか疲れて、小1時間ばかり横になる。
 また、マラソンする夢を見た。
 モーニング娘と一緒に。