見学者つきエチュード稽古

 ゴールデンウイーク前最後の平日だ。
 てことは、今日で春は終わりだ。
 ゴールデンウイークが終わったら、初夏である。

 中野鍋横にて稽古。
 日頃の疲れ定期預金が満期を迎えた状態で始める。
 山ちゃんも健ちゃんも疲れていた。
 智保ちゃんは乗り換えをミスり半蔵門線に乗ってしまい、更に稽古場への道にも迷い、やはり疲れていた。

 前半は山ちゃんを徹底的にしごこうと思い、様々なシチュエーションでエチュードをする。
 彼女は話すときに体のどこかを動かす癖があり、台詞の振幅がそのまま体のそれに対応している。
 「微動だにせず喋ってみてよ」
 やらせてみると、相当やりにくいらしく、苦笑していた。

 8時に望月到着。
 チラシが完成したので持ってきてくれた。
 それから、先月イルカ団の芝居に出ていた小畑さんという女性が見学に来た。
 少し遅れて制作の前田さんも登場。
 ギャラリーが増えると緊張度が増す。

 エチュードはなぜか休みなく続いた。
 健ちゃんに二股男をやってもらい、智保ちゃんと山ちゃんがアパートで鉢合わせるという設定。
 健ちゃんの体が一回り小さく見えた。

 9時半に稽古終了。
 出来上がったチラシをもらう。
 帰り道、小畑さんに感想を聞く。
 「みんな、よく言葉がポンポン出てきますね」
 と、ため息をついていた。
 前田さんに話を聞くと、
 「一回、エチュードから芝居を作ったことはあるんです」
 とのこと。

 10時半に帰宅。
 頭が痛かったので、パンを食い、深呼吸してから寝る。