ウルフルズ

 部屋の大掃除をした。

 「気」の論理から言うと、部屋に病の気が澱んでいる限り、風邪は治らないはずなのだ。
 それに、昨日から部屋を閉め切ってカーテンを閉じているので、気分的にもよろしくない。
 カードの配り直しというわけ。

 本来ならこの季節だと、ストーブ先輩やホットカーペット姉さんは、押入の奥でひっそりと抱き合って、愛を確かめ合っているはずなのだが、どっこい、5月に入ってからも大活躍である。
 二人きりになる時間を奪っているようで、悪いなあと思う。
 早く気をきかせてやりたいけど、今日も寒い。
 「すいません、ホント、すいません」
 謝りながら先輩方にはそれぞれテンションを上げてもらった。

 部屋の掃除をしたあと、MDなどを聞いて過ごす。
 久しぶりにウルフルズを聞いた。
 「明日があるさ」が、棚ぼた的大ヒットになってしまい、ファンはもちろん、当人達も困惑しているのではないだろうか?
 一昨年の暮れにでたアルバム「トロフィー」を繰り返し聞いた。
 これは、ベースのジョン・B・チョッパーが抜けた直後に出たアルバムで、H\\\” のCMに使われた「ヤングソウルダイナマイト」が入っている。
 確か、あまり話題にならなかったはずだ。
 明らかにジョン・Bの脱退が、対世間的にマイナス要素となっていた。
 しかし、それまでのアルバムと比べて、バンドのキャラに頼らない、ソウル一本槍の感じが、とても好ましく、とても好きなアルバムだ。
 シャウトするトータスを最も堪能できるアルバムと言える。

 懸念すべきは、「明日があるさ」の大ヒットで、ソウル方面に戻れなくなりはしないかということだ。
 「ソウル方面に戻る」なんて書くと、何だか北朝鮮に潜入したスパイみたいだが。

 北朝鮮といえば、金正男の不法入国で、日本政府が揺れている。
 入国の動機が、「ディズニーランドに行きたかった」というのが、人を食ってる感じがして面白い。
 小泉内閣が発足して最初の試練となったわけだが、どうなることか。