引きの笑い

 朝7時半起床。
 連続テレビ小説を見ながら朝食。
 4月から始まった「ちゅらさん」だが、余貴美子さんの演技が堪能できるのが嬉しい。

 9時半から仕事。
 淡々と2時まで。

 3時帰宅。
 台本書き。
 意外なことに20ページまで書けた。
 ここまで書いてしまえば、大気圏突破は、成されたも同然である。

 ロバート・ゴダード「閉じられた環」上巻読了。
 訳が「千尋の闇」の幸田敦子さんで、読みやすい。
 ゴダード作品の特色である、煮詰まった主人公が登場する。
 そして、お約束のように、翻弄される。
 このパターンを、マンネリととるか、お約束ととるかによって、楽しみ方に差がでるだろう。
 俺はファンだから、後者。

 西条昇「東京コメディアンの逆襲」読む。
 期待はずれ。
 しかし、萩本欽一との対談が収録されており、そこだけ異常に面白い。

 欽ちゃんのことを「痛い」と思う人は多いが、コントの技術に関しては、やはりこの人はすさまじい天才なのだ。
 対談で感銘を受けたのは次の一言。
 「みんな、こんとっていうと失敗からスタートするけど、55号のコントは“出来る”からいきますから」
 つまり、誰でもわかる失敗や、変なことに突っ込むのは、ツッコミではないと言い切っているのだ。
 坂上二郎さんは、普通の人よりもちゃんと出来てしまう。
 そこを、突っ込んでいく。
 突っ込まれるうちに、普通の人よりもちゃんと出来た二郎さんは、なんかおかしくなってしまう。
 すごい構造だ 

 小林信彦さんが書いていたが、東京の笑いは「引き」の笑いで、「そこまでやっちゃうと、うるさいよ」みたいな感覚が働くという。
 皆まで言うのは田舎者というわけ。
 
 今こそ政府は、ツッコミを削減しなければなりません。