「閉じられた環」下巻を一気に読了。
タイトルから、余韻が残るラストを予想していたのだが、それほどでもなかった。
「“化かされた古狐”亭の憂鬱」読了。
貴族のプラント氏が少年相手にローリングストーンズの話をするくだりにがっかり。
そんなはずねえだろ。
しかも、面白くない。
昼、街を歩くと、半袖の人ばかりだった。
今月中に30℃を記録できるだろうか?
新潮社から新しいマンガ週刊誌が創刊された。
「北斗の拳」が連載されているとのことだったので、早速読んでみた。
舞台設定が戦前の満州で、主人公は、かのリュウケンの兄貴らしい。
女学校の教師をやっていた。
全体を見渡して、マンガ雑誌作りが下手だという印象を受けた。
ポリシーが感じられない。
マンガそのものよりも、編集者が育つまでに時間がかかりそうだ。
今年一年、もつかどうか。
夜、松井智美から電話。
稽古場の場所を伝え、そうめんについて話す。
「そうめんは、どうでもいいですね」
と、彼女。
「たまに、さくらんぼとかミカンがついてくるじゃないですか。あれが、いやですね。本来の居場所じゃないですよ」
「新天地を求めてやってきたんだよ、たぶん」
「はあ」
「だから、そんなに邪険にしちゃいけないよ。暖かく迎えてあげなくちゃ」
結局1時間ほどだらだらと話す。
「東京コメディアンの逆襲」を読み返す。
小林信彦「日本の喜劇人」の二番煎じという感じがする。
ただ、こんな本でも資料的価値は高いので、ついつい買ってしまうのである。