超久しぶり

 超久しぶりに小金井で稽古。
 「超」だなんて、まあいやらしい。

 ちょっといやらしい気分で緑町の稽古場へ。
 途中、99円ショップにより、99円おにぎりを物色。

 借りた部屋が和室だったので、浴衣に着替えて将棋でもさしたい気分になったが、そこをぐっとこらえて台本とにらめっこ。
 三代川が遊びにきてくれたので、とことん利用する。

 まずは吉田とえつ子のシーンをつくる。
 健ちゃんが吉田をやることになったが、昨日うまくできたはずの演技が、今日はうまくいかない。
 「どういうんだったっけ?」
 と、聞かれたが、俺も覚えてなかった。
 試行錯誤のため、小1時間ほどあれこれ。

 松井基展氏が来たので、満を持してこってりエチュードをする。
 丁寧語を喋るすけべな人をやってもらったところ、コンドームの訪問販売員みたいなキャラクターになってしまった。
 「女は、これに、弱いのです!」
 松井さんが言うと、とてもエロく聞こえる。
 ある意味、人徳だ。

 山ちゃん、過労でダウンしていたのだが、夕方になって無理してやってきた。
 顔が真っ赤になっていたのに、相変わらず強がる。
 初回から全力で投げると、7回裏あたりでめった打ちにあうので、ペース配分を考えた方がいいとアドバイス。

 夜は山ちゃんのシーンを中心に作る。
 隣の部屋でおじさんおばさんが密談しており、大きな声を出していたらクレームが来た。
 そういえば2年前も、「暮れなずめ街」の最後の稽古の日に通しをやっていたら、隣の部屋のおっさんが文句を言いに来て、ささやき声で通しをやる羽目になった。
 状況はいまだに変わらない。臥薪嘗胆。

 9時に稽古終了。
 皆は松井さんの車で駅まで送ってもらい、俺はめぐみから譲り受けた自転車「カサブランカ」で、颯爽とアパートへ帰る。

 ウイスキーを飲みながら、台本のアイディアをひねっていたが、ここ数日の疲れがどっときて、12時にガリバー臨終のごとく布団へ。