参院選も銀蠅魂

 暑かったので、部屋中の窓を全開にしていた。
 俺は、虫刺されに強い体質らしく、ちょっとくらい赤くなっても、30分ほど放っておくと消えてしまう。
 むしろ、耳元でブーンと鳴る羽音の方が嫌だ。
 「ドグラ・マグラ」を思い出してしまう。

 夕方、小金井で稽古。
 新しく出来上がったシーンの稽古をする。

 昨日書いたのは、展開的に最も苦労したシーンなのだが、改めて読んでみると、レトリックで強引に押し切っている嫌いがある。
 役者の力を借りることになるだろう。

 制作諸作業のために、望月と前田さんが来た。
 松井智美が前田さんをじろじろ見ながら、
 「あれが、可憐ってことか」
 と、個人的に学んでいた。

 その前田さんは、心の汚れきった我々をおいて、9時頃帰っていった。
 まるで、汚職議員の、何も知らない娘みたいだった。

 議員といえば、横浜銀蠅のリーダーである嵐さんが、参院選に出馬するそうな。
 いかしたコメントをかましていたので、引用する。

 「政策? ねえよ」

 バリバリである。