フロスト警部読み進む

 インナーチャイルド公演「インディアン・ポーカー」観る。
 3月に阿佐ヶ谷南南京小僧の芝居で共演した東さんが出演しているのだ。

 映像が多い芝居であった。
 最近、映像を使う芝居をよく見かけるようになったが、これも時代の流れか。

 東さんは、例によって怪演していた。

 劇場を出たのが4時過ぎで、シアターモリエール近辺は西日が路面に照り返し、尋常でないくらいまぶしかった。
 もちろん暑かったが、それ以前にまぶしかった。
 まぶしさを避けるために地下へ避難し、なぜかマイアミでアイスココアを飲みながら、「夜のフロスト」を読む。

 夜、うなぎを食う。
 金曜日にも食ったが、今日のうなぎはどことなく生臭かった。
 が、食い終わってから「そういえば生臭かったな」と気が付く始末なのであった。
 舌が肥えていないと、そういうことになる。

 「フロスト」は期待通り面白い。
 フロスト警部の語り口は軽妙で、ひょいひょい読み進んでしまう。
 そこを、こらえて、ゆっくり読むのが、なかなか苦しい。
 苦しいが、気持ちいい。