涼しいなりの日常適応

 またまた部屋の電気が止まってしまったので、冷蔵庫は大損害をこうむった。
 解けた霜を拭いたり、キッチンハイターで消毒したりして午前中を過ごした。

 晴れてはいたが、空気の透明度があからさまに高く、呼吸をするとなんだか寂しくなった。
 先週はまだ公園の木々にへばりついていたであろう蝉たちは、おそらくナポレオンのロシア遠征同様壊滅状態に陥ったらしく、生死は不明だ。

 夕方、桟敷童子の稽古場に向かう途中、高層ビル街のビル風に思わず震えた。
 急激な気温の変化は何を意味するのだろうか?
 何も意味しないことを意味するのだろうか?

 久しぶりにオギノ君と腹を割って話す。
 「虻一万匹」に出演した、小林の噂話などをする。
 それから、音速かたつむりの状況など。

 音速かたつむり公演は、本番直前に演目が変更になってしまったのだが、それには当然のことながら、脚本家のエゴが絡んできたらしい。
 なんでも、家城くんが頼んだ脚本家が、ゴネたらしい。
 詳しくはわからないし、音速の人々と直接話したわけではないので、それ以上のことは書けないが、野次馬的とは言いつつも、義憤を感じずにはいられなかった。

 夜、ひまわりの種を食う。
 シチューを飲んで寝る。