ヤクルト古田の価値

 仕事も稽古もないという珍しくも暇な休日を迎えた。
 暇で、晴れで、秋だったら、おにぎりとかサンドイッチを作ってピクニックという、ランラランラ人生を送っている人々の行動パターンを真似てみたくなる。
 が、明日からの戦闘に備えて気力の充実に努めることにする。

 さて、ここからが一苦労なのだ。
 何しろ俺は昔から時間の過ごし方が下手で、のんびり有意義に過ごすことが大の苦手なのだ。

 例えば高校の時なんか、せっかくの休みを100%満喫しようと焦るあまり、ビデオで映画を見たかと思えば、読みかけの本を2ページほどめくり、別の本をめくり、漫画をめくり、別のビデオを観直し、外が晴れていることに焦りを覚え、外に出て街をうろつきまわり、なぜかカセットテープなんかを買って帰ったりして、突然勉強しなくてはと思い立ち、問題集を開き、すぐに飽き、音楽を聴き、ファミコンをやり、コーヒーを入れ紅茶を入れ、気がつくと部屋は、考古学の発掘現場みたいな状態になっているって感じだった。

 要するに、痒いところに手が届かない。
 そういうことだ。

 まあ、いくら暇が出来たといっても、やるべきことは絶対になくならないから、それを「ぼちぼち」といった感じでやって、たまに紅茶か何かを飲んでいれば、それはそれでなかなか(俺にしてみたら)有意義な休暇ということになるのだ。

 やるべきことの一つとしては、このホームページの更新作業。
 あと、台本書き。

 日がな一日、そういった作業をのんびりとする。
 それにしても、妙に暖かい一日だった。
 おとといの寒さは何だったのだろう?

 夜、テレビをつけたら、セリーグの天王山として、巨人ヤクルト戦が行われていた。
 怪我で欠場していた古田が、無理をおしてキャッチャーマスクをかぶっていた。
 やはり、古田がいるといないとでは、ヤクルトの強さが違う。
 ピッチャーの投げやすさや、安心感が違うのだろう。
 まさに、プロ野球界の宝物みたいな選手だと思う。
 
 なぜか、ポール・マッカートニーの伝記を読む。

 なぜか、村上春樹を読む。

 コーヒーを3杯、紅茶を2杯飲む。