秋はねじまき鳥が鳴く

 「ねじまき鳥クロニクル」読む。
 これは確か、去年の秋にも読み直している。
 クリックしてみてくれ。↑↑↑

 第3部の初版を読んだのも、1995年の秋。
 この本は、秋になるとなぜか読みたくなってしまう。
 それも、「読書の秋」なんていうフレーズでは片付けられないような惹きつけられ方で。

 昼、太陽がまぶしかったので、公演の木陰で「ねじまき鳥」を読む。
 むさぼるように読み、ふと思う。
 魅せられているのではないだろうか?

 仕事後、山ちゃんの出演している朗読公演を観に、銀座へ出る。
 銀座小劇場に入った瞬間、客層がいつもと違うのにおどろいた。
 おばちゃんばかりなのだ。

 松本健、川口さん、家城君、岡田陽ちゃん、谷口さん、明日香さん、坂と会う。

 岡田さんは俺に言いたいことがあるという。
 「実は言いたかったことがあるんです」
 「この前の志乃ちゃん送別会における酔態三昧のことかい」
 「あれは凄かったですね」
 家城君が横から茶々を入れる。
 「一体何があったの?」
 と、健ちゃん。
 「俺、酒飲んで記憶がとんじゃったんだよ」
 健ちゃんは鼻で笑う。
 岡田さんは話を戻し、
 「そういうことじゃなくて、あの、わたし、音速かたつむりじゃないんです」
 横にいた家城君も、
 「ええ。そうなんです」
 と言う。
 「あらら、それじゃあ、君は?」
 岡田さんは魔法使い修行中みたいな顔をして答えた。
 「フリーです」
 意外だった。

 終演後、谷口さん、明日香さんと話す。
 谷口さんはしきりに、「山ちゃん痩せてる」を連発していた。
 俺は、まるで憎まれ口を叩くように、「違うよ。薄いんだよ体が」と言っていたのだが、そのうちになぜか、昨日テレビでやっていた、ギネスブックに載る巨乳女性の話になる。
 バスト180センチともなると、明らかに神から選ばれし肉体の持ち主と言えるわけだから、月亭可朝ばりに、「おとうちゃんのためにあるのやないんやでー」といきたい。
 じゃあ、何のためにあるのかを、この21世紀、皆さんと一緒に考えていきたいのである。

 夜、中日ドラゴンズの星野監督辞任のニュースを聞く。
 唖然。
 呆然。
 愕然。

 思考停止。