千秋楽

 早いもので千秋楽である。
 日曜の昼公演ということで、かなり沢山のお客さんが来てくれた。
 当然、友人知人も沢山来た。

 後輩の木村、鎌倉さん、ビーグル大塚さん、竹内君、今藤、学生時代の友人飯川、横浜の切り絵人間モチめぐ、川原さん、松井元展氏、松井智美が来た。

 木村は先週も観にきたのだが、今日は働いている高校の女子生徒を数名引き連れてやって来た。

 お客さんの入りに関係なく、妥協なきファイトを見せるよう努力しているが、千秋楽で満員のお客さんを前にすると、やはり燃え上がり方が違ってくるのは仕方ない。
 わざわざ抑えるのも変だし。
 ただ、上滑りしないように気をつけないと、思わぬミスに足元をすくわれるから要注意だ。

 大きなミスもなく、千秋楽の舞台は無事終了。
 すぐに舞台のバラシが始まった。
 バラシはごく単純ないさぎよさがあるから好きだ。

 が、心理的には寂しい。

 夕方6時に小休止。
 うちに帰ってちゃんとご飯を食べたかったので、軽くカップヌードルだけ食う。

 10時半にバラシは終了。
 1週間かけて作った舞台がおよそ6時間で撤去された。
 確かにバラシはいさぎよい。
 そして寂しい。

 11時半帰宅。
 レバーを食い、ビールを飲む。