ヴォネガットを読み返す

 「フォー・ディア・ライフ」読み続ける。
 昨日も思ったのだが、頭の中で登場人物の映像化がし易い。
 誤読のしようがないほど個性的なキャラクターが登場するというわけだが、逆の言い方をすればそれだけ人物描写が類型的になっている。
 キャラクターに矛盾がなくなっているのだ。
 悪人は悪人、善人は善人、お人よしはお人よし、馬鹿は馬鹿、といった感じ。

 夕方帰宅後、部屋の掃除をし、ひじき煮をつくったりする。
 窓を開けていたらまた猫が入ってきた。
 よって、命名。
 お前は今日から、ザムザだ。

 カート・ヴォネガットの「スラップスティック」を少しだけ読み返した。
 人生における深刻な事態、さまざまな葛藤やトラウマ、悲劇的な出来事をこの人が書くと、どうして優しくなるのだろう?
 淡々と書いているだけなのだが。