演劇の産業革命

 昼、友人の清水からメールをもらったのだが、PHSに転送された文章が文字化けしていたので、再度YAHOOのアドレスに送ってもらった。
 内容は、イタズラ電話を携帯にかけ、着信履歴に発信すると、ダイヤルQ2に似たメッセージが流れ、10万近い金額を請求されてしまうという情報についてだった。
 これは怖い。

 宮部みゆき「堪忍箱」読み終わる。
 短い時間でどれだけ物語をてきぱき見せるかについて、参考になるところが多かった。

 昨日アサカと話したことを思い出す。
 演劇界はいまだに産業革命を迎えていないという話。
 これは、いいとか悪いとかいう問題ではなかろう。
 起きないがゆえに存在しうる劇団もあるわけだし。
 ただ、演劇界の逼迫を論じる時に、頭の片隅にとどめ置いておくべき事柄であることは確かだ。

 「演劇をしている人のためのアルバイト情報」
 みたいな雑誌があったら、おそらくかなり売れるのではないか?
 しかし、演劇界は産業革命が起きていないわけだから、当然アルバイトの内容は演劇とは関係のないものばかりになるはずだ。
 そのことで、反感を抱く演劇人もいることだろう。
 が、意外とコロンブスの卵だったりしないだろうか?
 生活から背を向けがちな演劇人に、「生きていく」という目的で横のつながりが出来るかもしれないし、演劇人の溜まり場みたいなバイト先が出来ればそこからネットワークが発達することもあろうし。
 停滞する演劇界に喝を入れるには、その辺からアプローチした方がいいのではないかと思う。

 夕方5時半帰宅。
 「濃厚な闇のスープ」設定を替え、書く。
 調べることが結構あり、「古事記」に関する難しい文献などを読む。
 まるで、大学の時の卒論みたいだ。
 このまま調べ物を続けたら、台本ではなくて論文になっちまわないだろうか?
 10時まで。

 辺見庸「赤い橋の下のぬるい水」読み始める。
 今村昌平監督で映画化され、現在上映中のアレ。