長くかかった「ゲド戦記」

 「ゲド戦記 帰還」読了。
 昨年の12月からシリーズを読み始め、すべて読み終えるまでにひと月半かかった。
 おかげで読書のペースは大幅に鈍った。

 不思議なことに忙しい時ほど本を読むスピードは上がるようだ。
 人には生きる上での基準速度というものがあるのだろう。

 武藤敬司と小島聡、カ・シンが新日本プロレスを退団する。
 移籍先は全日本プロレスであるという見方が濃厚となっているらしい。
 ジリ貧だった全日が活性化し、新日・全日・ノアの3大メジャー団体時代が到来するのだろうか。
 ただ、武藤対三沢という業界最後の切り札カードが遠ざかってしまったのは残念だ。

 OKストアに買い物に行ったら入り口にでかい張り紙がしてあった。
 「当店は雪印乳業とは取引しておりません」
 と書いてあった。
 小売業界はシビアだ。

 5月公演は「夏の子プロ」と「粗忽重ね」を一つの作品に合体させるつもりだが「夏の子プロ」に関してはおそらく全面的に書き直すことになりそうだ。
 久しぶりに台本を読み返してみてそう思った。

 活字によって描かれた人物というのは古びるのが早い。
 つかこうへいのエッセイにも同じようなことが書いてあったと思う。
 それは確かにその通りなのだが、役者の肉声を頼りにするだけでは書き手の成長が止まってしまう。
 役者が自分の言葉で語る時のリアリティは今まで何度も利用したものだが手法としてはもはや新しい発見は得られないかもしれない。
 ここいらであえて戯曲に立ち返るような演出に戻るのも勉強になるかも。
 そのためにはきちんと推敲した台本を稽古前に仕上げなければ。

 「闇の濃厚なスープ」はタイトルを変えようと思う。
 「闇」という単語が示す意味合いが現在では使い古されてきてしまっているからだ。
 もっとイメージのふくらむ言葉があるはずだ。
 それをこれから探す。