景山民夫の本

 昨日に引き続いて眠い一日だった。
 朝地下鉄に乗った時に左上の歯に尋常でない痛みが走ったのだが、それでも眠気が去ることはなかった。

 週末に酒を飲んで以来禁酒生活が続いている。
 先週も平日は一滴も飲まなかった。
 おかげで心なしか肝臓が小さくなったように思える。

 とはいえこのまま酒と別れることは考えられない。
 酒が好きだからこその短い別離という意識で酒を控えているだけだ。

 「ものぐさ精神分析」読了。
 後半は岸田氏のエッセイ集という趣が強かった。
 もともと一般読者を対象に書かれた本なので、とっつきやすい代わりに理論的に突っ込んだことは書かれていないような印象を受けた。
 授業のサブテキストとしては非常にいいかもしれない。

 森繁久弥「アッパさん船長」購入。
 中公文庫の絶版で、古本屋にて発見したものだ。
 これで全盛期の森繁本はかなり揃ったはずだ。

 不満なのはレンタルビデオ屋に行っても森繁久弥の映画がほとんどないということだ。

 夕食をとって7時に一旦眠る。
 再び起きたのは11時半。
 風呂に入ってからパソコンに向かい、メールを書く。
 打っては修正し、打っては修正しの作業で、面倒くさいことこの上ない。
 2時間かかってようやく完成。
 せっかく仮眠をとったのにこうした作業に時間をとられるとストレスがたまる。

 景山民夫「虎口からの脱出」読む。
 正統派冒険小説だ。
 これだけクオリティの高いものをかける人だっただけに、晩年のダーティーなイメージと、それを払拭できぬまま死んでしまったことが残念だ。
 本屋に行っても景山民夫の本が並んでいることは少ない。
 このまま消え去ってしまうのは惜しい。