ガルシア・マルケスの小説入門書

 花粉が飛び交う季節になるとさすがに静電気はなりをひそめてきた。
 個人的にはありがたい。

 「連合赤軍『あさま山荘』事件」読む。
 滅法面白い。
 独特の語り口が効いている。

 ガルシア=マルケスというノーベル賞作家がいる。
 南米文学の巨匠である。
 この人が「物語の作り方」という本を出した。
 「シナリオライターを目指す方必見」と惹句にはある。
 しかしこの人の文学は幻想的で、現実と虚構が区分けされることなく渾然一体となっているものが多い。
 そのような人にこうした一見ハウツーものらしき本が書けるのだろうか。
 だからこそ興味がある。
 例えばスティーブン=キングが小説作法を本にするのは実によくわかる。
 敬愛するカート=ヴォネガットが物語をつくるコツを数箇条にまとめるのもよくわかる。
 しかしマルケスはわからん。
 井上陽水が作詞作曲の方法を子供に教えるみたいな危うさがそこにある。
 立ち読みでもいいから読みたいものだ。

 仕事後実家に帰ったのだが、妹の子供が来るというので早めに台本書きをする。
 追いつめられたためか1時間で5ページほど進んだ。
 現在トータルで15ページ。

 妹は保育園の抽選で区役所と大もめにもめてから帰ってきた。
 担当部長に当たり散らしたらしい。
 それでも決まったことは動かないのが役所の常で、それを動かすためにはコネを利用するのが手っ取り早い。
 なんだかひと頃の共産主義国家みたいだ。

 甥二人は案の定PCの周りを年に一度の火祭りだと言わんばかりの奇声を発しながらぐるぐるまわり、おかげで俺は諸々の作業が出来なくなった。
 台本は少し進んだが、住所録入力など残った作業をどうしたものか。