古谷実「ヒミズ」はどこに着地するのか

 ご飯に納豆をかけただけの質素な朝食をとる。
 夕べは余りよく寝られなかったので丁度良かった。

 「連合赤軍『あさま山荘』事件」は昨夜一気に読んでしまった。
 大変面白かった。
 今度映画になるらしいが、シリアスな調子で演出されるのだろうなきっと。
 しかし本来なら主人公の佐々局付役は若い頃の小林桂樹のように軽妙な芝居が出来る人がやるべきだ。
 例えば伊東四郎とか。
 でないとただの実録ものになってしまう。
 もっとも、弾圧者側であった機動隊を笑える演出で撮影したら、団塊の世代が不快感を覚えるかもしれないが。

 団塊世代といえば、島耕作が遂に取締役に就任した。
 本日発売のモーニングからタイトルも変わった。
 島くんのことは課長時代から知っているが、なぜ彼があんなにもてるのかよくわからない。
 もてなくはないだろうが、もて過ぎだ。

 マンガで気になるのは、ヤングマガジンで連載中の「ヒミズ」だ。
 古谷実はどこへいくのだろう。
 人の心の暗闇を負のパワー全開で描きまくった結果、普通の読者がすっかり引いてしまった感がある。
 読んでいるとあまりの救いのなさにブルーになる。
 それでも気になって毎週読んでしまう。
 そろそろ連載が終わりそうな雰囲気だが、現在の段階ですでに主人公は「崩壊」に等しい境遇にいる。
 これ以上の「崩壊」があるのか、それともわずかでも「救い」があるのか。

 好みの問題になるが、大団円はあまり好きではない。
 30%くらいの救いが好きだ。
 マンガ以外でもそうだ。

 夜、台本を修正、書き足し。
 現在16ページ。
 最終的には40ページで終わりたい。