体調悪し

 喉の調子は相変わらず悪い。
 芝居の本番を控えているわけではないので特別焦りはしないものの、日常生活が憂鬱になってくるほどの不快感はどう表現したものだろう。
 鼻の奥にある粘膜とおぼしき部分が擦過傷にかかったような感覚とでも言えばいいのだろうか。
 とにかく気持ちが悪い。

 悪いことは重なるもので右頬の裏側に口内炎が出来た。
 まだそれほど大きくなっていないが、素質は十分ある。

 加えて体調そのものも決して良くはなかった。
 従って、仕事をしてうちに帰るという当たり前の一日に付け加える出来事など何もなく、ただひたすらこの時が過ぎ去ってくれるのを待つばかりというまことに消極的な一日の過ごし方をしたわけだ。
 本も読む気がしないし音楽も聴きたくない。
 ましてや台本なんて。

 そういうわけで、こうして日記を書いているのはもはや自虐的行為以外の何物でもない。
 それなのになぜ書くのだろう?
 今の状態がこれまでの人生で悪くはあるが決して最悪ではないことは承知しているからだろうか。

 夕方からは部屋に籠り、本当に何もせずじっとしていた。
 早く一日が終わり、次の一日が始まればいいと思う。
 繰り返していくうちに、またエンジンもかかることだろう。