水道が止まる

 山本君と和泉さんの出演が決まった。
 ようやく肩の荷が下りたと言いたいところだが、苦しいのはこれからだということは誰よりも知っているつもりだ。

 江古田にて二人を交えて稽古。

 和泉さんは関西出身で、演劇をやるために東京に出てきたのだという。
 養成所では大場達也と一緒だったらしい。
 縁とは妙なところに繋がっているものだ。

 3階の稽古場は妙に室温が高く、しかも空気の循環が悪いせいで1時間稽古をすると頭が痛くなる。
 そんな中で「夏の子プロ」の本読みをした。
 本当は昨日のうちに「粗忽重ね」の再構成を終えるつもりだったのだが、これがめんどくさいったらありゃしない。
 新しく書き下ろす方がましに思えるくらいだった。

 本読みを終えて彼女が言った。
 「次からは関西弁でやっていいですか」
 特に問題はないと答える。

 夜11時に帰ると、水道が止められていた。
 電気、ガス、電話、PHSと、まんべんなく払っているつもりだったのに、水道料金とは意外なところに落とし穴があった。
 まあ、ちゃんとはらっとけば良かったんだけど。
 わざわざ市役所行くのが面倒で。

 昨日作っておいた豚汁と、納豆奴を食べる。

 しかし、水が出ないと歯も磨けない。
 明日、仕事先で磨こう。