理由なく沈み気味

 沈んだり浮かんだり。
 浮かんだり沈んだり。

 人の気持ちなんてものは常に揺れ動いているもので、先週芝居を終え「かつかつ」の状態から抜け出したと思われる俺であるが、実のところ今日は割と沈み気味であった。
 理由など全くない。
 目に入るもの、手に触れるもの、五感にかかわるその他色々が沈む理由に(あるいはこじつけに)なっているのだ。
 例えば昨日宇多田ヒカル目当てで見た「うたばん」に出ていた後藤真希の新曲が原因だったりするのだ。

 生活はまあ普通に展開しているから、今までの人生ファイルを思い返してみても今がピンチの時期だとは思えない。
 「だから大丈夫」

 大丈夫と、浮き沈みとはまた別物だったりするのが、人生の苦しい側面を現してるわけで。
 沈みゃそれが何分だろうと苦しいのは仕方ない。

 台本はあまり進んでいない。
 というより、今書いている台本を「書こう」と決心したのは去年の夏だった。
 「ギョーザ大作戦」が終わってすぐのことだったのだ。
 ところがその後劇団桟敷童子の芝居に出たり、その後はゲキダーンや2本立て公演の準備などがあったりしたので、時間をかけた割にはあまり進展がないのだ。

 「夏休みが終わっちゃうよ。宿題まだだよ」

 そういったモヤモヤを晴らすつもりがあったわけではないのだが、吉祥寺「ホープ軒本舗」で久しぶりに中華そばを食う。
 バイクに乗らなくなってから行動範囲が狭まり、ラーメン屋に行く機会がずいぶん減った。

 夜は酢みそこんにゃくを肴に酒を飲む。
 赤だしで酢みそを作ったのだが、こってりとして結構うまかった。