大江健三郎みたいな芝居

 昼、部屋の掃除をする。
 そして2000年の10月からずっと出しっぱなしにしてあったガスストーブをしまった。
 どうして昨年は出しっぱなしにしてあったのか理由がよくわからない。
 2000年は実家にいることが非常に多く、小金井の自分の部屋にはあまり寄りつかなかった。
 昨年の5月くらいから小金井にいる頻度が高くなった。
 丁度今と同じくらいだ。
 そのことが何かのヒントになるかもしれない。

 鶏肉を買ってきて、カレーを作る。
 カレーにはいつもデミグラスソースを混ぜるので、肉はあっさりしたものの方がいいのだった。
 1時に遅めの朝食。

 ケーブルテレビ工事の人を待つしかやることがなかった。
 2時から夕方までの間に来ると言っていたのだが、なかなか来ない。
 普段ダラダラしている時は時間なんてあっという間に経つのに、待っている時の時間はまるで体にまとわりつくようになかなか去ってくれない。
 待っている間、立川談志の「新釈落語噺」などを読む。

 3時半頃工事の人がやって来た。
 本棚にある「ゴリラーマン」を見てその人は言った。
 「僕もこれ好きでしたよ。でも友達に貸したら返ってこなくなっちゃって」

 工事は小一時間ほどで終了。
 映りがきれいになったことに満足。
 しかしあまりに多くのチャンネルがあって、しばらくは目が回りそうだ。

 夜もカレーを食う。
 きんぴらごぼうも添える。

 つながったケーブルテレビの番組をチェックしていたら、WWFの試合を放送していた。
 大日本プロレスにいた田尻義博がTAJIRIとして活躍していたのだが、日本のルチャはレベルが高いのだということがよくわかった。
 試合後ベルトを奪い返したTAJIRIは日本語で「金髪娘を陵辱してやる」と叫んでいた。
 ああ、あの田尻がこんなことに。

 7月公演のタイトル、未だ決まらず。
 この前考えたタイトルはこれだ。
 「大江健三郎みたいな芝居」
 いくら何でもまずいと思いボツにしたが、そのうちこういうタイトルの芝居をやりたい。