そぐ作業

 音に悩む。
 今回の芝居にぴったりくるような音がなかなか見つからないのだ。

 というよりも、今回のような芝居に使うような音を今まで聞いたことがなかったと言うべきか。

 いずれにしても音が決まらないと通しをしても落ち着かない。
 きっかけに絡む重要な音もあることだし、今週末は身を入れて探していこうと思う。

 健ちゃんからメール。頭痛がひどいので稽古を休むとのこと。
 昨日の「うたばん」を観て、吉澤ひとみの変わりようにショックを受けたらしい。

 宴日和の公演に行く人もいるので、今日の稽古は3人。
 マミちゃん、望月、阿部さん。
 照明操作の美和ちゃんが見学に来たのだが、通しをやってあげられなかった。

 阿部さんと二人でラストの台詞を作る。
 まずは中身を肥やすため、合唱部の話を聞く。
 30分ほどそんな話をして、20分ほどで台詞にしていく。
 とはいえ、あらかじめ書いたものをどんどん短くしていくだけの作業だ。
 無駄な言葉をどんどんそいでいく作業。
 「書く」からこそ「そぐ」

 マミちゃんと望月はクライマックスの稽古。
 感情部分は抜きにして数回繰り返す。
 まあ、二人とも自分のペースで感情を入れてはいたが、こちらからは要求しないというレベルの稽古。
 とりあえず形としては見えてきたが、中身はまだまだ。
 毎公演ごとに追いつめられて欲しいものだ。きついことだ。

 11時帰宅。
 鶏肉をあぶってパンにはさんで食う。
 自炊をする人には過食がいないと思うのだが。
 食べ過ぎはあるけど、過食はないだろう。
 作ることで満たされるものがあるからか?