眠すぎて眠れない

 小金井に帰ったのが朝の6時15分。
 すぐシャワーを浴びる。

 濃いめのコーヒーを2杯入れ、飲む。

 7時半に外へ出ると、荷物を車に載せたオギノ君と遭遇。
 「今から仕事ですか?」
 「そうだよ」
 荷物の返し作業はうちが最終地点で、あとは渋谷に行き車を返すだけだという。
 暑くなりそうな日差しを浴びたオギノ君の横顔はさすがに疲労の色が濃かった。

 彼は夜、バイトだそうな。
 おれは朝。

 当然のことながら朝のラッシュはいつもよりもきつかった。
 汗が流れるということが不快でしかたなかった。

 午前中は2杯分のコーヒーが効いたのか、何とかもちこたえることができた。
 昼休みはすべての時間を睡眠に当てる。

 しかしそれらの努力も昼下がりの睡魔の前には無力だった。
 後頭部の欠陥にモリブデングリスが詰まっているような感覚だった。

 1時間に4回くらいの割合でトイレに行き、逆立ちをする。
 さすがにそんな姿は誰にも見られたくない。

 夕方5時、なんとか仕事を終え、実家に帰る。
 かにチャーハンを食い、シャワーを浴び、寝る。
 11時過ぎ、再び目を覚ます。
 日記を書いて、アップロードを済ます。
 12時過ぎ、また寝る。
 寝苦しさが気にならないほど、眠かった。