「オー・ブラザー!」コーエン兄弟

 海の日だ。
 土用の丑の日だ。
 そして梅雨明けだ。
 一気に夏が来た。
 夏が来るたびに「凝縮された生」を生きている。
 たとえ昆虫呼ばわりされようとも夏が好きだ。

 昨日借りた「オー・ブラザー!」観る。
 脱獄囚3人組が縞々の囚人服を着て走っているという絵がすばらしい。
 女の子が着ていた1930年代風の衣装がかわいかった。
 市長選にヒットソングが絡むというエピソードはロックのふるさとメンフィスを思わせる。
 そういうところにアメリカの音楽産業の歴史を感じた。

 朝ご飯がお好み焼き。
 夜ご飯もお好み焼き。
 キャベツを減らすのは大変だ。

 台本の整理をした。
 「虻一万匹」
 「圧力の卯月」
 「俺のつむじ風」
 「暮れなずめ街」
 マグネシウムリボンの初期4作品をパソコンに打ち直そうと思うのだ。
 これらは古いパソコンで書かれたので、現在データの状態では存在しないのだ。
 PC98版の一太郎4.3で入力したのだが、それを読み込むだけのためにわざわざ3モードのフロッピーディスクを買うのもあほらしいし。
 再入力する時に現在の視点で推敲も出来るわけだし。
 再演の可能性を測るという意義もある。