猫のトイレ

 昨日のマハティールは油っこかった。
 680円という値段には文句のつけようもないが、エビや貝などの海鮮モノを使った料理はなかったし、食材の一つ一つはとても安いものだったのだ。
 だからといって騙されたような気がしないのは、680円だからだろう。
 800円だと厳しいかも。
 しかしその差はたったの120円だ。
 ジュース一缶だ。大した差ではない。
 でも800円だったら文句を言うだろう。
 ものの値段なんて所詮、主観と主観の結び目に出来るものでしかないのかもしれない。

 油分のせいばかりとは言えないのだが、朝からずっと体がだるく、夕方まで部屋に閉じこもって横になっていた。

 昼、コンビニでメンチカツパンを買った。
 食べる時クーラーを消して窓を全開にし、風通しを良くした。

 うちのアパートの廊下は猫のトイレになっている。
 3年前からずっとだ。
 色々対策を講じてみたこともあるが、結局は無駄だった。
 癪に障るからあえて一切片づけずそのままにしてある。

 風通しをよくしてからパンを食べた。
 部屋に風が入ってきた。
 猫の糞の臭いとともに。
 癪に障るからあえてその臭いを思い切りかぎながらパンを食べた。
 パンをおいしく食べることができたので、猫に勝ったことになる。

 夕方からのろのろ起きだし、顔を洗う。
 体が重い。
 熱はないので夏風邪ではないだろう。
 夏ばてとも思えない。

 夜、自分を勇気づけるためにキャンディーズのビデオを見る。