蝉の特攻隊

 残暑は戦争にたとえると、降伏したのに抵抗を続ける独立愚連隊みたいなものだろうか?
 だからしぶといし、生き残ろうとするテンションは高い。
 そして、負けることがわかっている。
 そういえば瀕死のセミはゼロ戦に似ている。
 夕方の街を歩いたりしたら、そこら中に戦争のイメージが転がっているみたいだ。
 イヤな連想だ。

 昔、五日市街道をバイクで走っていた時、瀕死のセミが俺のヘルメットに特攻をかけてきたことがある。
 結構なスピードで走っていたので、頭がぐらっとするくらいの衝撃を受けた。
 カラスだったら間違いなく転倒していただろう。

 そういえば孵ったばかりのセミをぱくっと加えて飛び去るカラスがいたそうな。
 やわらかいところを食いたかったのだろう。

 セミが鳴くのは異性を探すためなのだろう。たぶん。
 でなければあんなに見つかりやすい声を出し続けるわけがない。
 それともあの鳴き声は、天敵を寄せつけぬ効果があるのか?

 夜。
 ビックカメラでハードディスクをつなげるIDEケーブルを買った。
 うちに帰り早速取り付けてみると、無事ウィンドウズが起動できた。

 その後、マラソン。4キロ。

 炊き込みご飯とあじの干物を食う。

 ハードディスクのケーブルを新しくしたのに、相変わらずパソコンは固まる。
 それも不意に。
 再インストールをしたばかりだから、システムやウイルスが原因ではなかろう。
 やはりCPUの温度か。
 謎だ。