「アフターダーク」読む

 「アフターダーク」読了。
 色々な要素が入っていたが、290ページほどの分量ではやはり書ききれていない印象を持った。
 ただ、「ねじまき鳥クロニクル」から「海辺のカフカ」へとつながっている線の延長線上にある作品であることは確かだと思う。
 人生というフィールドで、人が損なわれていくとはどういうことなのかを、ミクロの視点で描いている。
 ミクロなのに、対象を取り巻く世間の描写を忘れていない。
 むしろ、ミクロと同時にマクロの視点も得つつあるみたいだ。
 そのせいか、固有名詞の登場が多かった。
 すかいらーく、デニーズ、セブンイレブン、タカナシのローファット牛乳、マツキヨ、サザンオールスターズ、などなど。

 「ヘミングウェイ短編集2」読む。
 新潮文庫。
 新しい訳の方ではないためか、読みづらさを感じてしまう。
 文豪の翻訳物といえば、岩波か新潮文庫という世代なのだが、古い訳はこれから淘汰されていくかもしれない。
 裁判沙汰になった「チャタレイ夫人の恋人」の伊藤整訳も、今読んだところでどこが猥褻なのかわからない。

 昼、青山一丁目歯科へ。
 先週の治療の続き。
 左上の歯はかなり削ることになってしまった。
 さらに、その歯に隣り合わせている歯の横にも虫歯が発見され、そこも削ってもらった。
 年末までには左上の歯は治療を終了できそうだ。

 夜、うちにあったホールトマトの缶詰を使ってポークビーンズを作る。
 食べ終わると眠くなり、2時間眠る。
 麻酔治療をしたので、今日は筋トレはなし。

 埼玉のドンキホーテで火事があった。
 以前、年賀はがきを買いに新宿歌舞伎町のドンキホーテに入った時、そのあまりの混みようと、店内通路の狭さに驚いた。
 火事になったらひとたまりもないだろうと思った。
 今回の事件で、ドンキホーテの全店舗はかなりの打撃を受けるだろう。
 逃げ場のなさそうな店に買い物に行きたがる客は、そう多くはないだろうし、実はそれほど安いわけではないということに消費者は気づきつつある。

 しかし、防火システムはなかったのか?
 被害者はやりきれないぞ。