書けない 2

 朝、スパゲティを茹でて食べる。
 冷凍庫で保存しておいたトマトソースをかけて食べる。

 日に日に暖かくなってきた、と書きたいところだが、いきなり暑くなってきやがったというのが実は正解だ。
 窓を閉め切っていると暑い。
 昨日は風が強かったため、体感温度が多少低めだったが、今日は半袖でないと駄目だ。
 暑い。

 そんな暑い中、いよいよ台本書きも大詰めと行きたいのだが、結論から言えば1ページも書けずに終わった。
 余計な台詞を削ったり、そういうことはしたのだけど、新しいシーンはついに1行も書けなかった。

 思えば2月からずっとそうだ。
 書けるのは、たまにしかない。
 大抵は書けずに終わるのだ。

 むしろ、頭を切り換えるために悪戦苦闘したあれこれの方が、日記的には書く価値がある。
 昼は外をぶらぶらした。
 夕方は、定食屋で食べるメニューが食べたくなったので、アジフライとレタスを買った。
 作り置きしてあるハンバーグをトマトソースで煮込み、ミックスベジタブルを付け合わせ、アジフライを温め、サラダを添えた。
 ハンバーグ・アジフライ定食だ。

 食べたいものを作って食べ、パソコンに向かうが、さっきも書いたがエディタには1行も記せず。
 踊ってもダメ。
 歌ってもダメ。

 気合いを入れるために、ノアの小橋が天龍に逆水平チョップをお見舞いしている映像を見る。
 気合いは入ったが、アイディアは浮かばず。

 締め切りは明日と、随分前から決めてある。
 明日までに書けないと、どうなるか?
 別にどうにもならん。
 だが、果てしない挫折感を味わうことになるだろう。
 そうやって追いつめないと、やってられない。