結婚パーティー

 昨日にも増して暑い。
 太陽が照っている分、夏らしさが際だっている。
 思えばこの連休は海の日だ。
 梅雨明けもそろそろか。

 暑い中、東八道路を西国分寺までジョギングする。
 ジョギング人口は高くなっている。
 4年前と比べると確実に増えている。
 今日も、暑い中だというのに、3人いた。

 右肩と首が痛い。
 先週寝違えたところが治っていないのだ。
 いつもなら1週間も経てばなおるのだが、今回のはしつこい。
 汗をかいた後冷えたりすると、寝違えやすいという。
 そういえば最近の寝苦しさは条件に当てはまる。
 扇風機つけて寝たりしている。
 ともあれ、臨時にお灸をすえて様子見だ。

 夕方、原宿へ。
 神宮前の交差点近くにあるメキシコ料理の店で、片桐としのちゃんの結婚お披露目パーティーに行く。
 店は貸し切りで、見知らぬ人も多々いたので、迷わず漠の連中がいる席に行く。
 先月結婚した望月夫妻も来ていた。

 新郎新婦が登場した後、パンチ酒みたいなもので乾杯をする。
 空腹だったために、酔いが確実に回っていくのがわかった。

 お色直し(というか、衣装替え)があり、片桐夫妻はひげをつけ、サボテンブラザーズみたいな格好で現れた。
 後輩の女の子達から、
 「しのさん可愛い」
 「似合う」
 「すてき」
 という言葉がおひねりのように乱れ飛んだ。
  050716

 9時半過ぎにそのままその店で2次会となる。
 飯野に、
 「どっか、店移して飲みません?」
 と言われたが、実行に移す前にわけがわからなくなってしまった。

 とにかく2次会の開始当たりまでの記憶は朧気にあるのだが、その後11時過ぎまでの記憶がない。
 飯野や岡田ようちゃんが先に帰るのを見送ったのは覚えている。
 その後、確かマミちゃんといっしょに新宿まで帰ったのも覚えている。
 「橋本真也死んで、ショックでしたよ」
 とマミちゃんは言った。
 で、彼女と新宿で別れた後、見知らぬ町で車掌に起こされた。
 駅の精算口で金を払う。
 300円と言われた。
 一体どこだこの町は?

 見覚えのない駅だった。
 時刻を見るのも苦しい。
 気持ち悪い。
 でも、吐くともっとひどいことになりそうだった。
 横になれる場所を探す。
 バス停にベンチがあった。
 横になった。