電気右往左往

 クッキングヒーターのコンセント問題を解決するため、秋葉原に行った。
 すっかり秋葉系の占拠するところとなったラジオ会館を左に見つつ、ラジオセンターへ。
 相変わらず狭いスペースに部品屋が建ち並び、ほっとした気分になる。

 問題のコンセントは250V20Aのものだった。
 うちにあるコンセントは、
 - –
  o
 大体こんな形の差込み口をしている。
 しかし、買ったIHクッキングヒーターのプラグは、
 - ?
  o
 と、差込む一方の端子がL字になっている。

 部品屋を色々回った結果、これらのプラグを変換する便利なソケットは存在しないことがわかった。
 うちのコンセント差込口を工事してもらうしかないだろう。

 秋葉原を離脱し荻窪の東京電力に行く。
 コンセントに関する話をすると、杉並区の電気工事業者組合の電話番号を教えてくれた。
 「そこで見積りとっていただいて、それでもしもブレーカーが飛ぶようであれば、40A工事が必要ですね」
 とのことだった。
 組合の建物は向かいにあったので直接行ってみると、すぐに業者の手配をしてくれた。

 買い物をして帰宅。
 すぐに電気工事業者から電話。
 明日の昼に来てくれることになった。

 部屋はなかなか片付かない。
 ダンボールから出した途端にあふれる本。
 同じくビデオテープ、カセットテープ。
 カセットデッキは捨ててしまったし、再生手段がないため、持っていても聞くことができないカセットテープだが、今となっては入手困難なアルバムを録音したものがあったりするからポイポイと捨てるわけにもいかない。
 カセットデッキがあるうちに、mp3やwmaにしておけばよかったのかもしれないが、カセットテープの音を取り込むには、再生時間と同じ時間が必要なのだ。
 一本一本取り込む時間を考えると、とてもそんな暇はないと思う。
 ビデオテープのデジタル化にしても同様だ。

 だが、これだけは保存しておいた方がいいというものくらいは、そろそろパソコンに取り込んだ方がいいかなと思う。
 20年近く前のビデオとか、お宝価値もあるし。