弥勒タイム

 篠田節子『弥勒』再読。
 5年前に読み、衝撃を受けて以来。

 5年前といえば、ニューヨークで同時多発テロ事件があった年で、タリバンという組織が世界中の注目を集めていた。
 『弥勒』はテロ事件以前に書かれたものだが、内容があまりにも当時の状況とリンクしていたので、読み終わった後の興奮と感動には、純粋に小説作品から受けた以外のものがあったかもしれない。

 あれから何冊も篠田節子作品を読んできたので、今回は前回ほどウブじゃないわよ、みたいな気持ちで臨む。
 やはり、この本に対しては緊張するのである。

 夕方、池袋へ。
 シアターグリーンで、発電ジョカの『小津の踊り子』を見る。
 笠さんや落合さんが相変わらず持ち味を出す中、大城さんが時々高く澄んだ声を出すのに驚いた。
 もともとハスキーな声の人なのに、今回は随分<女>の部分が出ているなと、内部事情を一切知らない他人の無責任な感想として思った。
 芝居は、物語性はあまりなく、一つのテーマに数十分ずつ食い下がり、エチュード的にシーンを積み重ねていった形。
 いいなあ、そういうのやりたいなあ、と、見ながら思う。
 客席を桟敷にして、酒を飲みながら見たら、とてもいい雰囲気になったのではと思うが、そういうことができる小劇場は東京にあるのだろうか?
 終演後、ロビーに3人が出てくるのを待っていたが、お客さんがみんな帰ってしまったので、すごすごと帰る。
 いつか、機会があったらお話して、台本とか売りこみたいな。

 10時半帰宅。
 シャワーを浴び、図書館で借りた『ドライブインカリフォルニア』を読みつつ、ビデオで『ドライブインカリフォルニア』を見る。
 浅野和之さんはうまいなあとため息をつく。

コメント

  1. 発電ジョカ!!笠です より:

    塚ちやん、観に来てくれてどうも有り難うございました!!
    会えなかったから気になってました。お盆でなかなか集客に苦労していたので、とても有り難い!
    また今度ね。とりいそぎお礼までー。

  2. ドカ山 より:

    お疲れ様でした。挨拶仕様と礼の顔出し観光パネルのとこで待ってたんですが、着替えとか大変そうだったのと、退出時間がらみで色々忙しいかと思い、加えて、自分、自転車だったもので、あまり長居できないということもあり、お先に失礼しました。
    また今度、ほんとうに、ゆっくりお話したいです。