おれの90年代

 雨が降っていたが、休日の昼なので無理して洗濯をした。
 部屋に干すのは一工夫いる。
 そういえば前住んでいた部屋は、部屋干しのため常に物干し竿が天袋の間にかけてあった。
 あれがなければ少しは部屋も広く感じられたのだろうけど、外したことは一度もなかった。
 その前に住んでいた部屋ではどうしていただろう。
 たぶんその頃はコインランドリーを利用していたから、洗濯物を干すという習慣があまりなかったかもしれない。
 干しても日がまったく差さなかったし。
 今思うとあの部屋は、いくら家賃が安いとはいっても、契約をためらうべきだった。
 だが住んでみればそこは都で、ある年数住めば思い出もできる。

 1996年の日記を引っ張り出して読んでいたら笑ってしまった。

 「10月20日(日)
  日本シリーズ第二戦。
  オリックス、勝つ。
  めずらしく早く寝ると、金縛りにあった」

 生まれて初めての金縛りはこのときだったらしい。

 1996年はほとんど芝居をしておらず、日記に書く文章も短い。
 年末が近づくにつれ、焦りを感じているのがわかる。
 マグ旗揚げの一年前である。
 この年は12月31日に、財布をすられて一年が終わっている。
 3万6千円と、免許とカード類が入っていたのだ。

 90年代はそういう目に遭うことが多かった。
 1992年は、登録していた家庭教師センターがつぶれたのに気づかず、給料6万円が振り込まれなかった。
 1995年は、パチンコ屋で詐欺にあって3万円ひっかかった。
 1996年は、スリ。
 1997年は、ATMで1万円引き出したのに、現金を取り出すのを忘れてそのまま出てきてしまった。
 バカである。
 いつか、数十倍になって帰ってきて欲しいが、いいことをしたわけじゃないので期待しても望み薄だ。

 喉が痛い。
 昨年から今年にかけて、やたらと体調を崩す。どうしたことだろう。
 もつ鍋を作って食べる。
 少しは身体も温まるだろうと思ったが、汗ばかり出てむしろ冷えたかもしれない。

コメント

  1. かに より:

    私はメモ魔で、なおかつそのたまったメモを読み返すのが好きです。
    今育児日記を書いてるので、子育て終了して読み返すのが楽しみです。
    でも我慢できなくてしょっちゅう読み返してます。

  2. かに より:

    ぎゃあー、ごめんなさい。消し方がわかりませんでした。

  3. ドカ山 より:

    育児日記を、育児絵日記にしてみては?
    そして夫に、育児妻子絵日記を書かせては?

    投稿できたかどうか、わかりにくいんだよね。
    今、1日1時間ずつこつこつとリニューアルしています。