ロシア人赤ひげ

黒澤明『用心棒』『赤ひげ』DVDを、早送りしながら見る。
何分でどの展開になるかをチェック。
状況説明の簡潔さと無駄のなさ、次の展開に進む演出のキレの良さには、やはりため息が出る。
黒澤明がロシア文学を愛好していたのは有名だが、実際に原作を映画化した『白痴』は評判の良いものではなかった。
フィルムをずたずたにカットされたのだから、仕方ないと言えば仕方ない。
今回『赤ひげ』を見直して思ったのは、これは黒澤明が<ロシアの文豪>になったつもりで映画化したんじゃないかということだ。
見事なひげに覆われた赤ひげの風貌自体、まるでロシア人のようだ。
そういえば『どですかでん』以降の作品には、ロシア的な匂いをあまり感じない。

台本書き、今日はパソコンの前でうなるだけに終わり、1ページも進まず。