慢性的眠気を抱え

朝8時に起きたが、目覚めは非常に悪く、ひどい眠気を感じた。
寝不足からくる眠気とは違うように思えた。
コーヒーを飲み、チョコレートを少し食べた。

昼、冷凍してあった鶏のムネ肉で親子丼を作った。
あまりうまくできなかった。

午後、図書館に行き、予約していた本を借りた。
レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』
村上春樹の翻訳。

家に帰ると、眠気がひどくなったので、毛布をかぶって寝た。
昨日、寒い中一日中出歩いていたせいで、神経がゆるみきったのだろうか。
病み上がりということもあるかも知れない。
後頭部が重く、いくら寝ても寝たりない感じがした。

夜、牛肉と合鴨肉ですき焼きを作る。
合鴨肉は当然おいしいのだが、火を通し過ぎたのでやや固くなっていた。
昼の親子丼といい、今日は献立がうまくいかない日だ。

古川ロッパ『ロッパの悲食記』読む。
昭和19年の日記が収録されている。
うまいものを腹一杯食べることに取り憑かれた男が、慢性的に食料が不足した時代の日記を書き残している。
食うことが<業>と結びついているようで、意地汚いとかいうレベルではない。
壮絶と表現したくなる。