ヴォネガット巡礼再び

朝、久しぶりに立ち食いスタンドでかけうどんを食べた。

カート・ヴォネガット『母なる夜』読了。
この物語の主人公、ハワード・W・キャンベル・ジュニアは、『スローターハウス5』にも顔を出している。
捕虜になったアメリカ人達に、寝返りを勧める役どころだ。
正確には寝返りではなく、共産主義勢力に抵抗するアメリカ人部隊の編成と勧誘を呼びかけるのだ。
たぶん、彼がヴォネガット作品に出てきたのは、それが最後だったと思う。

続けて、ヴォネガット『猫のゆりかご』を読み始める。
出版された時代順に、長編作品のすべてを読む予定。
ヴォネガットへの哀悼を表するために、自分なりに考えた行動だ。

昨日飲んだ福龍飯店のスープがおいしかったので、似たようなものを作ろうと思い、モモ肉や青梗菜、エノキを買った。
モモ肉を煮込んだ時にでる旨みを利用し、足りない味を鶏ガラスープの素などで補った。
そこそこ旨いスープになった。

鶏モモ肉はえらい。
煮ても焼いても揚げても蒸しても炒めても茹でても旨い。

マグネシウムリボンの過去公演映像をDVDにダビングした。
『光陰』『ロミオとジュリエットみたいな』『断末魔の轟木氏』『粗忽重ね』『第二ゾーンへ』など。
『第二ゾーンへ』が、一番面白かった。
だが、DVからビデオ端子経由でダビングしたものなので、画像が荒くて表情がよくわからない。
PCへデジタルコピーしたいが、そのためだけにデジタルビデオカメラを買うのももったいない気がする。
誰か貸してくれる人はいないものか。