しゃべらナイトの野田さん

7時半起き。
空梅雨気味の今年の6月だ。

過去日記読み返し作業を地味に続ける。
自分が犯してきた失敗のパターンを分析する目的もある。
読むと、いらいらするほどに同じような失敗を繰り返している。
驚くことに現在でも、同じような失敗をしている。
学んでいないのか。

他人に読ませる目的ではないため、悪口も相当書いている。
ピント外れの悪口も多い。
そして、調子の良い時の日記は読むに耐えないほどはしゃいでおり、悪い時の日記は延々と愚痴を連ねている。

若気の至りというものは誰にだってある。
が、日記という形で確実に残っていると、15年くらい経った今でもそれら若気の至りから逃れることができない。
つまり、忘れたふりをすることが出来ない。

だとすると、それらの過去データを現在に生かすしか道はない。
失敗パターンを分析し、その結果とおのれの性格を照らし合わせつつ、どこをどう変えればいいのか検討する。
そうでないと意味はないのだと、日記を書いて22年目にして初めて気づいた。

ところが2000年の8月からは、皆様ご存じのマグネシウムリボン稽古場日記に移行している。
よそ様の目に触れる文章ということで、ネガティブさは控えめになっている。
ある意味、すでに日記ではなくなっている。

だからこのblogを読み返しても、反省するのは文章そのもののことが多い。
もっと上手く書けたはずなのに、みたいな。

浅草キッドのサイトで水道橋博士が連載している悪童日記は、今年で10周年を迎えた。
理想であり、目標とするべき日記だ。

日記の話はこれでおしまい。
日記そのものを続ける。

夕方、中野大勝軒でつけそばを食べる。
7時過ぎ帰宅。
お腹が落ち着いてから、シャワーを浴び、ケーキの残りを食べる。

11時から『英語でしゃべらナイト』見る。
野田秀樹がゲストだった。
遊眠社時代に海外公演で感じた言葉の壁が、英国留学の原動力となったそうだ。
昨年イギリスで上演した芝居は、はじめから英語で書いたらしい。
台詞を野田さんが朗読した後、パックンが他の出演者達に、
「…韻を踏んでたのわかります?」
と感心していた。
韻について野田さんは、
「日本でいえば、五七ですね」
と答えていた。

大変面白く見た。