蒸し暑い日

空梅雨の晴れ間の乾いた空気が、徐々に湿り気を帯びてきた。
これは雨が近づいている証拠だ。
体が汗ばんでいる。

それでも今日は一日晴れていた。
朝より昼、昼より夜の方が蒸し暑かった。

夕方、中野のザ・ポケットへ。
クロカミショウネン18の芝居を見る。

ホテルの一室を舞台にした話。
登場人物の背景説明シーン、物語進行のルールが明らかになるシーンが前半にある。
中間部分はシチュエーションコメディの文法に則ったシーンが続く。
面白く出来ていて、無理のある設定なのにそのことが気にならなかった。

ラストにかけ、シチュエーションコメディ部分の落とし前がつけられるのだが、そこで雰囲気ががらりと変わった。
ある意味では夢オチとも言える展開であり、好みが分かれるだろう。
やり方によっては後味をこの上もなくさわやかにすることも出来たろうし、あるいはシュール極まりないサゲ方で幕を降ろすことも出来た。
しかし万人受けする中間部分より、好みが分かれるラストシーンの方に、作家性やメッセージ性が凝縮されているとも思える。

9時半に劇場を出る。
外は蒸し暑かった。

10時過ぎ帰宅。
すぐシャワーを浴び、今年初めてクーラーをつけた。