三十年戦争の知識

暑い暑い。
蒸し暑い。
梅雨明け宣言はまだだが、気温だけはもはや夏だ。
それでも天気予報によると週末は雨だという。
降れ降れ、そしてとっとと夏に政権を委譲しろ。

『聖餐城』読む。
読むほどに三十年戦争の複雑さがわかっていく。
カトリックとプロテスタントの対立、成り上がり者ヴァレンシュタインとそれを快く思わぬ皇帝や諸侯の対立、侵略者スウェーデンの思惑、たきつけるフランス、ハプスブルク家絡みで利権に絡むスペインなどなど。
世界史の知識として覚えるには複雑だが、小説として読めば物語の種に事欠かない。

夜、冷や麦を食べる。
薬味として、ネギ、とろろ芋、なめこを用意。
つゆはやはりストレートに限る。

蒸し暑いので冷房を入れたが、つけっぱなしだと寒くなる。
飯を食い、シャワーを浴びてから、窓を開けた。
暑い空気が入ってきた。
体が火照った。