『ショーケン』読む

連休中、新藤兼人監督のドキュメンタリーを見た。
DVDに録画したもので、放送は先週か。

なんと今年96歳であり、なんと新作映画を完成させたという。
ロケ現場ではさすがに車椅子に座っていたらしいが。

1912年生まれだから、森繁久彌より年上なのだ。
亡くなった市川崑監督より年上なのだ。

アナウンサーのインタビューに答える監督の話は、ゆっくりだがしっかりしていた。
野菜スープを中心としたたっぷりとした朝食が楽しみだという。
印象的だった一言は、
「孤独も、いいもんですよ」
だった。

「自分で選んだ孤独は、耐えられるものだ」

と言ったのは、スウェーデンの映画監督、ベルイマンだった。

耐えられない人もいる。
現役時代の活躍が華やかだった人ほど、その傾向があるかもしれない。

朝から夕方まで、いつも通り地道な平日を過ごす。
地味ではなく地道。
朝は立ち食いうどんを食べ、昼は野菜を食べ、夜はラーメン大の野菜増しを食べた。

帰宅後、図書館で借りた『愛…知りそめし頃に』読む。
藤子不二雄A作品。
『まんが道』の続編。
手塚治虫が神様のようだった。

手塚先生は生涯プロットに困らなかったそうだ。
アイディアの源が一定量を超えると、そういうことになるのだろうか。

萩原健一『ショーケン』読む。
さまざまな女優との関係が書かれているがゆえに暴露本扱いされたが、過去を何の衒いもなく語った結果そうなってしまったという印象。
もちろん相手の気持ちを考えていないという批判はあるだろうが、書かれている女優さんに悪印象を持たせるような本ではないと思った。

松田勇作をライバルと思ったことがないというのは本音だろう。
軽く見ているというより、ショーケンの方がジャンル的に先駆者であったのだから当然のことだ。

とにかく、この本は大変面白い。
ゆっくり読もう。