本を読む休日

公演翌日は体を休めただけだった。
その後昨日までは普通の平日が続き、家に帰ってもやることがありバタバタしていた。
今日は久しぶりに時間ができた。
いや、時間を作れた。

洗濯、掃除、片づけをして一日過ごす。
米櫃の中を洗浄し、新しく米を買った。

『ねじまき鳥クロニクル』読み進む。
この本は1994年に1巻と2巻が出版された。
連載していた作品に加筆修正したものだった。
その後1995年の秋に3巻が出版された。
今度は書き下ろしだった。

1巻から2巻にかけては、主人公オカダトオルの視点で物語の時間が順序だてて進む。
これに対し3巻は、物語がいくつかに分岐し、順番もまちまちになる。

読み応えがあるのは3巻。
一番好きなのも3巻。
1巻と2巻は合本して上巻になってもいいんじゃないかと思う。

『湯けむりスナイパー』の4巻から6巻までをamazonで購入した。
大変面白い。
初めて読んだのが続編の<花鳥風月編>だった。
登場人物の役割分担が完成され、その輪の中で淡々と滋味深いエピソードが描かれていた。

だが今読んでいる本編は、もう少しギトギトしている。
番頭さんの目つきもどこか業が深そうで良い。

全16巻中、6巻まで読んだ。
楽しみがあと10巻もある。
年末はこれをゆっくりそろえて過ごそうか。